プレスリリース | 株式会社バンダイ

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プレスリリース詳細

2005/05/02
会社名 株 式 会 社 ナ ム コ
代表者名 代表取締役社長 石村 繁一

会社名 株 式 会 社 バ ン ダ イ
代表者名 代表取締役社長 高須 武男
ナムコとバンダイの共同持株会社設立による経営統合に関するお知らせ
   

 株式会社ナムコ(以下「ナムコ」という)および株式会社バンダイ(以下「バンダイ」という)は、本日開催したそれぞれの取締役会において、株主総会の承認決議等所要の手続を経た上で、平成17年9月29日を期日(予定)として、株式移転により共同持株会社、株式会社バンダイナムコホールディングス(英文名 NAMCO BANDAI Holdings Inc. 以下「統合新会社」という)を設立することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.株式移転による経営統合について
(1)背景および目的
 世界のエンターテインメント業界では、技術革新によるネットワーク環境の普及と拡大により、グローバル競争が本格化してまいりました。また国内市場においては、少子化、趣味・娯楽の多様化が進む中で、安定した収益を持続的に確保していくためには、積極的な研究開発の推進や魅力ある商品やサービスの創造・提供による顧客獲得が強く求められております。このような変化と競争の激しい市場の中で勝ち抜き、業容のさらなる拡大と深耕を図り、企業価値を向上させるためには両社が経営統合によって、共通の理念、戦略の下に、経営資源の選択と集中を図ることが、最良であると判断いたしました。
 統合新会社は、バンダイの強みであるキャラクターマーチャンダイジングとナムコの強みであるゲームコンテンツとゲーム開発力、広範なアミューズメント施設網とを融合・相互補完し、エンターテインメント事業における相乗効果を発揮してまいります。中長期的には、グローバル競争を勝ち抜いていける新たなビジネスモデルの構築を目指します。

(2)企業ステートメント
 私たちはエンターテインメントを通じて、夢と遊び、感動を世界へそして未来へ提供します。


2.株式移転の条件等
(1)日程の概要

平成17年5月2日
株式移転決議取締役会(両社)

平成17年6月23日(予定)株式移転承認株主総会(バンダイ)

平成17年6月25日(予定)株式移転承認株主総会(ナムコ)

平成17年9月22日(予定)上場廃止日(両社)

平成17年9月29日(予定)株式移転をなすべき日(統合新会社の上場日)

平成17年9月29日(予定)株式移転の日(統合新会社の設立登記日)
 ただし、今後、手続を進めるなかで、やむを得ない状況が生じた場合は、両社協議のうえ、日程を変更する場合があります。

(2)株式移転比率

@株式移転に伴い両社の株式に割り当てられる持株会社の株式の数は、以下の割合といたします。
ナムコ普通株式1株に対し、持株会社普通株式1株
バンダイ普通株式1株に対し、持株会社普通株式1.5株
なお、これにより、持株会社の発行予定株式数は258,296,882株となります。

A第三者機関による算定結果、算定方法および算定根拠
 ナムコは野村證券株式会社、バンダイは大和証券エスエムビーシー株式会社をそれぞれフィナンシャルアドバイザーに指名し、その助言を勘案した上で、両社が株式移転比率の協議・交渉を行い決定いたしました。
 野村證券株式会社及び大和証券エスエムビーシー株式会社は、両社それぞれについて、市場株価平均法、ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法(DCF法)及び類似会社比較法により分析を行った上で、これらの結果を総合的に勘案して、各々株式移転比率を算定いたしました。

(3)株式移転交付金
 統合新会社は、株式移転をなすべき日の前日における最終のナムコおよびバンダイの株主に対して、その所有するナムコの株式1株につき12円、バンダイの株式1株につき18円の株式移転交付金を、平成18年3月期の各社の中間配当に代えて支払う予定です。
 ただし、この株式移転交付金の額は、ナムコおよびバンダイの資産・負債の状態、経済情勢の変化その他の事情に応じ、ナムコ、バンダイおよび統合新会社の協議により変更することができるものとします。統合後の配当政策については、3.統合新会社の概要(下記)をご参照ください。

(4)設立後における統合新会社の上場申請に関する事項
 新たに設立する統合新会社は、東京証券取引所へ新規上場を申請する予定です。上場日は、証券取引所の規則等に基づき決定されますが、株式移転をなすべき日である平成17年9月29日を予定しています。株式移転に伴い、現在、ナムコ、バンダイが証券取引所に上場している普通株式は、平成17年9月22日をもって上場廃止となる予定です。

(5)バンダイ発行新株予約権に関する対応
 上記(4)の通り、株式移転の結果、バンダイの株式が上場廃止となる予定であることと関連し、バンダイ発行の新株予約権につきましては、次のとおり対応いたします。

@平成13年6月26日定時株主総会決議新株引受権:平成17年6月26日に権利行使の期限が到来するため、統合時には消滅しております。

A平成16年6月24日定時株主総会決議新株予約権:平成17年6月24日までに、全てのストックオプションを無償消却するために必要な手続きを実施する予定です。

(6)株式移転の当事会社の概要
(1)商    号株式会社ナムコ株式会社バンダイ
(2)事 業 内 容業務用アミューズメント機器及び
家庭用ゲームソフトの開発・生産・販売、
アミューズメント施設の経営
玩具、ゲーム、アパレル、玩具菓子、
模型、自動販売機用商品、生活関連用品
などの製造販売
(3)設 立 年 月昭和30年6月昭和25年7月
(4)本店所在地東京都大田区多摩川二丁目8番5号東京都台東区駒形一丁目4番8号
(5)代  表  者代表取締役社長 石村繁一代表取締役社長 高須武男
(6)資  本  金
(平成16年9月30日現在)
27,369百万円24,411百万円
(7)発行済株式総数
(平成16年9月30日現在)
55,087,618株(注1)98,686,764株(注2)
(8)株 主 資 本
(平成16年9月30日現在)
94,811百万円90,878百万円
(9)総  資  産
(平成16年9月30日現在)
122,460百万円143,820百万円
(10)決  算  期3月31日3月31日
(11)従 業 員 数
(平成16年9月30日現在)
2,413名979名
(12)主要取引先仕入先
 株式会社セガ
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
 徳力精工株式会社
販売先
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
 株式会社タイトー
 任天堂株式会社
仕入先
 株式会社クワガタ
 株式会社フジトーイ
 株式会社栄進堂
販売先
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント
 株式会社ハピネット
(13)大株主及び持株比率
(平成16年9月30日現在)
中村雅哉16.66%
株式会社マル12.26%
日本トラスティ・サービス信託銀行
株式会社(信託口)
8.65%
日本マスタートラスト信託銀行
株式会社(信託口)
5.61%
住友信託銀行株式会社
(信託B口)
2.91%
日本トラスティ・サービス信託
銀行株式会社
16.4%
日本マスタートラスト信託
銀行株式会社
9.8%
有限会社サンカ5.1%
資産管理サービス信託
銀行株式会社
3.9%
日本マスタートラスト信託
銀行株式会社
(退職給付信託UFJ銀行口)
3.1%
(14)主要取引銀行株式会社みずほコーポレート銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社東京三菱銀行
住友信託銀行株式会社
株式会社UFJ銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社東京三菱銀行
(15)当事会社の関係
資本関係特にありません
人的関係特にありません
取引関係ゲームソフトの共同開発

(注1)平成16年11月19日に、普通株式1株につき2株の割合をもって株式を分割しました。分割後の発行済株式総数は110,175,236株です。
(注2)平成16年10月1日以降、平成13年6月決議の新株引受権が行使されました結果、本日現在の発行済株式総数は98,747,764株です。


(7)最近3決算期間の業績

株式会社ナムコ(連結)
決算期平成15年3月期平成16年3月期平成17年3月期
(見込み)
売上高154,777百万円172,594百万円178,500百万円
営業利益9,470百万円15,430百万円15,000百万円
経常利益8,777百万円14,428百万円14,500百万円
当期純利益4,115百万円7,545百万円9,400百万円
1株当たり当期純利益72.35円133.00円83.50円
1株当たり年間配当金30.00円40.00円40.00円
1株当たり株主資本 1,752.09円1,850.91円979.00円
(注)株式会社ナムコは平成16年11月19日、普通株式1株につき2株の割合をもって株式を分割しました。なお、平成17年3月期の「1株当たり当期純利益」、「1株当たり株主資本」は、当該株式分割が期首に行われたものとして算出した予想値です。また、当該株式分割が期首に行われたと仮定した場合の平成17年3月期の「1株当たり年間配当金」は30円であります。



株式会社バンダイ(連結)
決算期平成15年3月期平成16年3月期平成17年3月期
(見込み)
売上高244,949百万円263,174百万円270,000百万円
営業利益 25,868百万円27,651百万円24,000百万円
経常利益26,435百万円27,221百万円25,000百万円
当期純利益12,667百万円14,206百万円10,000百万円
1株当たり当期純利益254.09円142.28円101.40円
1株当たり年間配当金40.00円22.50円30.00円
1株当たり株主資本 2,370.91円1,227.16円1,320.00円
(注)株式会社バンダイは平成15年11月20日に、普通株式1株につき2株の割合をもって株式を分割しました。なお、平成16年3月期の「1株当たり当期純利益」、「1株当たり株主資本」は、当該株式分割が期首に行われたものとして算定しております。また、当該株式分割が期首に行われたと仮定した場合の平成16年3月期の「1株当たり年間配当金」は15円であります。



3.統合新会社(持株会社)の概要
(1)商   号株式会社バンダイナムコホールディングス
(英文名 NAMCO BANDAI Holdings Inc.)
(2)事業内容株式を所有することによる子会社の事業活動の管理および支援
(3)本店所在地東京都港区
(4)取締役および監査役(予定)
(  )内は現職
取締役会長〓木 九四郎(ナムコ代表取締役副会長)
代表取締役社長高須 武男(バンダイ代表取締役社長)
取締役橘  正裕 (ナムコ専務取締役)
取締役早川 正篤(バンダイ専務取締役)
取締役田中 慶治(ナムコ常務取締役)
取締役仙田 潤路(バンダイ取締役)
取締役(非常勤)石村 繁一(ナムコ代表取締役社長)
取締役(非常勤)上野 和典(バンダイ常務取締役)
取締役(社外)米  正剛 (弁護士)
取締役(社外)一條 和生(一橋大学大学院教授)
監査役本間 浩一郎(ナムコ監査役)
監査役平澤 勝敏(バンダイ経理部ゼネラルマネージャー)
監査役(非常勤)須藤 修(弁護士)
監査役(非常勤)柳瀬 康治(弁護士)
(5)資 本 金100億円
(6)発行予定株式数258,296,882株
(1単元の株式数は100株)
(7)決 算 期年1回 3月31日
(8)設立後の業績見通し
連結(概算)

平成18年3月期
連結売上高460,000百万円
連結営業利益44,000百万円
連結経常利益44,000百万円
業績見通しにつきましては、現時点における各社の計画に基づき単純合算したもので、内部取引・連結調整勘定等の考慮はしておりません。なお、ナムコ、バンダイ各社、及び共同持株会社設立後の業績予想につきましては、あらためて発表する予定です。
上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としています。よって、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性がありうることをご承知おきください。実際の業績に与え得る重要な要因には、事業を取り巻く経済環境、市場動向、為替レートの変動などが含まれます。
(9)設立後の配当政策持株会社設立後は、安定配当額として年間24円をベースに、連結配当性向30%を目標に株主還元を実施していく方針です。
(10) 準備組織の設置 持株会社設立を円滑に推進していくため、経営統合準備委員会を設置いたします。







バンダイナムコグループの経営戦略について


1.経営基本方針
 バンダイナムコグループは経営資源である人材、資金、知的財産、情報を横断的に有効活用することによって、既存事業領域における拡張と新規事業の創出を進め、グループの企業価値最大化を目指します。

2.戦略の骨子
@ キャラクターマーチャンダイジングとコンテンツ開発力の融合
 バンダイのキャラクターマーチャンダイジングのノウハウとナムコのコンテンツ開発力とを融合し、新商品やサービスの開発による顧客層の拡大、ブランド価値の向上を図ります。また、世界市場において、北米での展開に強みを持つナムコと、欧州・アジアに強みを持つバンダイの統合により、地域的な補完を図り、ワールドワイドに展開できる新たなビジネスモデルの構築にも積極的に取り組んでまいります。
a トイホビーグループ
 ナムコが保有するゲームソフトのキャラクターを、バンダイが多岐にわたる事業分野で展開することにより、キャラクターマーチャンダイジングの更なる強化を図るとともに、新規顧客層の獲得を目指します。
b コンテンツグループ
 ゲームソフト事業においては、バンダイのキャラクターマーチャンダイジングのノウハウと、ナムコの技術開発力の融合により、更に魅力あるゲームソフトを開発し、ワンコンテンツ・マルチユース展開を強化するとともに、家庭用ゲームソフトにおいて世界市場に向けマルチプラットフォームで展開してまいります。また、ネットワーク事業においては、ナムコとバンダイグループのノウハウを融合し、より魅力的なコンテンツを開発・提供してまいります。今後両社の持つ豊富なコンテンツを有効活用することにより、更なる会員数の獲得を目指します。
c アミューズメントグループ
 ナムコの店舗網にバンダイグループの店舗が加わることにより、アミューズメント業界における高い地位を確保します。また、バンダイの事業を、ナムコの店舗網を活用して展開することで、集客力の向上とキャラクター認知の訴求を図ってまいります。

 これらにより、安定した事業ポートフォリオによる収益基盤の更なる強化を図るとともに、地域補完により全世界レベルでの更なる事業拡大を図ってまいります。

A 重複分野の合理化によるコストシナジー
 両社グループで重複している事業部門や間接部門における効率化・コスト削減を図るとともに、将来的にはスケールメリットを活かした物流網などの構築を通じて、利益率の向上を図ります。

3.統合のスケジュール
 ナムコおよびバンダイは、平成17年9月29日(予定)の株式移転により、持株会社を設立し、両社はその傘下に入ります。なお、設立にあたりましては、それぞれの定時株主総会に議案を提出し、株主各位におはかりいたします。
 今後、両社の独自性・自立性を維持しながらも新しい企業グループに向けた事業の再編を検討してまいります。中期的には、@トイ事業を中心としたトイホビーグループ、Aゲームソフト事業やネットワーク事業を行うコンテンツグループ、B施設運営事業を行うアミューズメントグループの3グループを中心に相互にシナジー効果を発揮できる最適グループ体制を目指します。

4.持株会社の組織と機能
 統合新会社である持株会社は、ナムコおよびバンダイをはじめとする企業グループ全体の戦略立案機能を担当する予定です。具体的には、グループ全体の経営目標、中長期経営計画、グループ事業戦略等を立案し、それにともなう支援と、運営・管理を行います。この持株会社の下、ナムコ、バンダイおよびその他グループ関連企業は相互に協力を行いながら、各社の事業戦略に基づき、グループ全体の発展に寄与していくこととなります。


<平成17年9月末のイメージ図>



<中期目標>



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