けろすけ
けろすけ

おもちゃのユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザイン研究会「2017年度活動レポート」

「バンダイ ユニバーサルデザイン研究会」では、おもちゃをはじめとするさまざな商品やサービスの開発に関わる社員が集まって、ユニバーサルデザインについて学んでいます。
研究会のメンバーは「今より一歩」の気持ちで、新しいユニバーサルデザインをカタチにしていきます!

2017年11月2日

2017年度、第3回ユニバーサルデザイン研究会

10月4日、2017年度の第3回ユニバーサルデザイン研究会が開かれました。
今回の研究会では、チームごとに自分たちがユニバーサルデザインを取り入れて開発した商品について発表しました。

これまでの商品をチェックする

ユニバーサルデザインの取り組みは、まず、工夫してみて、使ってみることから始まります。
そして、そこからさらに「もっと多くの人にとって使いやすく、わかりやすくするにはどうしたらいいか?」を考え、いろいろな視点で見直しながら続いていきます。

5月から考えてきた商品のユニバーサルデザインの工夫をあらためてチェックして、

  • 他の商品にも、同じ工夫が使えないか?
  • どうしたら、多くの商品にユニバーサルデザインを取り入れることができるか?
  • 自分たちの開発した商品をさらに使いやすくするアイデアはないか?

…といったことを話し合い、さまざまに意見を交換し合いました。

2017年度 第3回ユニバーサルデザインデザイン研究会1
どんな点が良かったか? もっとできることはなかいか? 自分たちで商品を見直して話し合いました。
2017年度 第3回ユニバーサルデザインデザイン研究会2
ユニバーサルデザインの工夫や取り入れ方を発表しました。

バンダイでは、ひとつの商品に取り入れられたユニバーサルデザインの工夫を、さらに工夫を重ねることで多くの商品に活かしていけるように研究しています。

つい、使ってみたくなるデザイン

研究会の後半では、多くの人々の間で活かされているユニバーサルデザインを見ながら、“使いやすい” だけでなく、“使ってみたくなる” デザインについて勉強しました。

「壁に穴があったら、のぞいてみたくなる」「ボタンがあったら、押してみたくなる」というように、そこにあったら自然と反応してみたくなる感覚を『アフォーダンス』といいます。
ものをデザインするときに、形や色、文字などで使い方や状態を伝えることを『シグニファイア』といいます。
この2つを組み合わせて活用することで、取扱説明書を見なくても使い方がわかったり、使うときのまちがいを防ぐことができます。

2017年度 第3回ユニバーサルデザインデザイン研究会3
他のメーカーの製品の良い点も研究して、おもちゃのユニバーサルデザインに活かせるように学んでいます。

多くの人が自然に安心して使えるものを作る」というユニバーサルデザインの取り組みは、さまざまな物の見方や考え方を取り入れて進められていきます。

2017年8月1日

2017年度、第2回ユニバーサルデザイン研究会

7月20日、2017年度の第2回ユニバーサルデザイン研究会が開かれました。
今年度になって初めて参加したメンバーもいるので、ユニバーサルデザインの基礎講座(きそこうざ)を行いました。

“今より一歩” の気持ちを大切に!

ユニバーサルデザインを進めていくには、今あるものをさらに良く、使いやすく、安全にしていくための物の見方や考え方を身につけることが大切です。
これまでにユニバーサルデザインを勉強してきたメンバーもあらためて基本を見直し、すでにユニバーサルデザインの考え方で改良した商品にも、新しい取り組みやアイデアが必要だと感じました。

→ユニバーサルデザインとは?

2017年度 第2回ユニバーサルデザインデザイン研究会1
ユニバーサルデザインの基礎知識をしっかりおさらい。

バンダイのユニバーサルデザインへの取り組みとは、“今より一歩” の気持ちを大切に、使う人への “思いやり” をかたちにしていくこと。体の大ききさや特ちょう、老若男女だけでなく、文化や言葉のちがいもこえられるユニバーサルデザインを目指したいと思います!

体験してみて想像してみる

目で物を見た時の色の感じ方は、人によって変わってきます。バリアントールという特別なめがねを使って、色のちがいがわかりにくい人の見え方を体験しました。
バリアントールをかけておもちゃのパッケージを見てみると、楽しくおもしろそうなデザインでも、わかりにくいところや見にくい色の組み合わせがあることがわかります。実際に自分で体験してみることで、知識としてだけでなく実感を持ってユニバーサルデザインの大切さを知ることができました。

2017年度 第2回ユニバーサルデザインデザイン研究会2
バリアントールを使って見たら、数年前のおもちゃのパッケージに見えづらいところがあることを発見しました。

さらに、音のユニバーサルデザインも体験しました。エレベーターの中での案内音声や踏切(ふみきり)の警告音など、さまざまな音を聞いてみると……

  • 聞いただけで、危険や安全、楽しさや緊張感(きんちょうかん)が伝わる音がある。
  • 音声の調子や話し方で、内容が伝わりやすくなったり、わかりにくくなることがある。
  • 言葉がわからなくても、「注意!」や「危険!」を知らせることができる。

ユニバーサルデザインとして、音をさまざまに活用できることがわかりました。

色や音に加えて、光や手でさわった感触(かんしょく)など、さまざまな要素を組み合わせていくことで、おもちゃや生活用品などを、今よりもっと便利に楽しくしていきたいと思います。

2017年6月1日

2017年度、第1回ユニバーサルデザイン研究会

5月11日、2017年度の第1回ユニバーサルデザイン研究会が行われました。
できるだけたくさんのバンダイやグループ会社の社員が、ユニバーサルデザインについて学べるように、新しいメンバーでスタートしました!

出前授業プログラム「おもちゃのユニバーサルデザインを学ぼう!」を体験

2017年度ユニバーサルデザイン研究会のメンバーとして新たに集まったメンバーが、最初のワークショップとして、バンダイの出前授業プログラム「おもちゃのユニバーサルデザインを学ぼう!」を体験しました。

まず初めに、ユニバーサルデザインの基本的な考え方や、バンダイがこれまでに進めてきた取り組みについて学びました。
授業プログラムの中で、自分たちが開発してきた商品が、子どもたちに向けてどのように紹介されているのかを知ることもでき、これまでとはちがった角度から、商品を見直すこともできました。

2017年度 第1回ユニバーサルデザインデザイン研究会1
バンダイのおもちゃを例にとって、ユニバーサルデザインを勉強します。

ワークショップの後半では、『おもちゃのUDトランプ』のパッケージデザインを体験しました。
自分の手で実際に絵をかいたり、説明の言葉をかいたりしてみると、イメージどおりに伝わらないことがあったり、予想していたよりよくなったり……。ユニバーサルデザインの大切さを、知識として学ぶだけでなく、手を動かし目で見て実感しました。

2017年度 第1回ユニバーサルデザインデザイン研究会2
はさみ、色えんぴつ、のりなどの道具を使うと、ユニバーサルデザインの大切さを実感します。
2017年度 第1回ユニバーサルデザインデザイン研究会3
最後にワークショップの感想を発表。他の人の意見を聞いて、感じ方や見方のちがいを知ることが、ユニバーサルデザインへつながります。

おもちゃのユニバーサルデザインを学ぼう!」は、おもに小学生向けのプログラムですが、このプログラムを体験することで、バンダイのユニバーサルデザインを子ども目線から見ることもできました。
アイデアを形にすることのむずかしさやおもしろさがわかって、これからユニバーサルデザインに取り組んでいく心がまえができました!