3Rとは?
おもちゃの3R
地球の環境を守る取り組みとして、電気などのエネルギーや、木材や紙などの資源を大切にするための3つのキーワード!
- Reduce(リデュース)使う材料や、捨てるごみをへらすこと
- Reuse(リユース)捨てずにくり返し使うこと
- Recycle(リサイクル)もう一度、資源に戻すこと
3つの言葉の最初の文字のR(アール)をとって、3R(スリーアール)と呼ばれています。
3Rとは、限りある資源を大切にするために、毎日の生活の中でも心がけたい3つの取り組みです。
まず、資源を大切にするために、できるだけ使う量を少なくします。
次に、できるだけ同じものを長く、くり返し使うようにします。
そして最後に、使えなくなったものは、もう一度、資源として使えるようにします。
バンダイでは、おもちゃ作りの中に、3Rのための工夫を取り入れています。
おもちゃの3Rの例を紹介するよ!
おもちゃのリデュース(使う材料をへらす)
おもちゃを作るときに、材料をできるだけムダなく使う工夫をしています。
ミニプラ動物合体 シリーズ01
ジュウオウキング
変形や合体ができるプラモデルシリーズ。
- プラスチック素材をリデュース
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プラモデルを作るとき、部品を切り取ったら捨ててしまうところをなるべく細く小さくして、使うプラスチックの量を減らしています。
▲部品をつなぐランナーを、できるだけ細く。
- 紙資源をリデュース
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パッケージの裏側に、組み立て方や遊び方の説明を印刷しました。取扱説明書に使う紙を節約しています。
▲箱の裏側が説明書になっている。
©2016 テレビ朝日・東映AG・東映
おもちゃのリユース(長くくり返し使う)
おもちゃやパッケージを、長く使えるように工夫しています。
ブロックラボ
おおきなバイキン城と
だだんだんブロックバケツ
63ピースのブロックセット。
- パッケージをおかたづけ箱としてリユース
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ブロックのパッケージをじょうぶなプラスチックで作り、おかたずけ箱として長く使ってもらえるようにしました。
▲紙のパッケージをなくすこともできました。
- パッケージもおもちゃとして使える
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パッケージのふたを、ブロックと組み合わせて遊べる形にしました。
▲ふたがブロックとして遊べる形になっています。
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
おもちゃのリサイクル(もう一度、資源にもどす)
おもちゃ本体やパッケージ、おもちゃを作る時に必要な金型(かながた)など、いろいろなものを再資源化する取り組みを進めています。
- 金型(かながた)のリサイクル
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使い終えた金型(かながた)は貴重な資源
プラスチック製のおもちゃは、金型(かながた)と呼ばれる金属製の型に、熱でとかしたプラスチックを流しこんで形を作ります。おもちゃの生産が終わると、金型(かながた)は必要なくなってしまいますが、ほとんどの金型(かながた)は鉄でできているため、とかして、また鉄として使うことができます。
- ガシャポンの空カプセルのリサイクル
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ガシャポンのカプセルは、貴重な資源になります
バンダイナムコクループ各社で協力して、一部のお店に収集ボックスを設置。より効率よく次の資源として活用するために、さまざまな試みや調査をしています。
▲集まった空カプセルは、工場でリサイクルされます。