バンダイは、災害時の子どもたちを支え、おもちゃで応援(おうえん)する活動をスタートします。
予期せぬ災害などの影響を受けた地域では、多くの子どもたちが変化する生活環境の中で大きな不安をかかえて暮らしています。
バンダイは、災害などにより、支援(しえん)を必要としている子どもたちの支援活動の専門家(せんもんか)である団体、セーブ・ザ・チルドレンの災害支援の経験にもとづくアドバイスをもとに、子どもたちが少しでも早く笑顔を取り戻すことができるよう、「避難(ひなん)生活でも使えるおもちゃ」を企画・製造しました。
セーブ・ザ・チルドレンは被災地(ひさいち)で、子どもが安心して安全に遊び、過ごすことができる空間「こどもひろば」を開設・運営したり、子どもたちの基本的ニーズを守るため衛生用品と防災用ホイッスル、文具などが入った「緊急子ども用キット」を避難生活をしている子どもたちに届けていたりしています。
「緊急子ども用キット」イメージ避難(ひなん)生活の中でも、いつでもそばにいて、子どもたちによりそう「話し相手」「なかま」として、2種類のおもちゃ
を作りました。2022年7月ごろから配布される、セーブ・ザ・チルドレン「緊急子ども用キット」に入れられます。
空気ビニール人形
空気でふくらませて遊ぶビニール人形。大きなサイズで、クッション性がありやわらかく、空気を抜けば小さくたためるので、狭い避難生活の空間でも邪魔になりません。そばにあることで安心感もあたえます。
スクイーズ人形
手のひらサイズで場所を取らずに遊べます。ぎゅっとにぎることで自然とストレス軽減にもなる柔らかさの人形です。
オリジナルキャラクター「おとどけ!コロコロパワーズ!」たんじょう!
▲左から、かえる、ねこ、いぬ、うさぎ、ふくろう、しか、てんとうむし災害時の心得や行動を伝えたり災害時の避難所生活を送る子どもたちを応援するために生まれた、バンダイオリジナルのキャラクター「おとどけ!コロコロパワーズ!」は、ガシャポンのカプセルを身にまとい、「カプセルを閉じて身を守り、転んでも起き上がることができるように!」という思いがこめられています
コロコロパワー紹介
それぞれ不思議な力「コロコロパワー」を持っていて、手をつなぐことでパワーももらえるんだって!
▲いぬ「大きな鳴き声でこわいものをおいはらう」
▲ねこ「暗闇でも見通せるすごい目をもつ」
▲うさぎ「はなれた場所の音をきける」
▲かえる「ふしぎな歌で失くしたものがカエってくる」
▲てんとうむし「ひらめきパワーを持っている」
▲ふくろう「苦労しらずの運の強さがある」
▲しか「角がドーンと大きくなってこわいものをおいはらう」©BANDAI
バンダイの防災ナビゲートキャラクターとして、みんなに災害時の心得や行動などをわかりやすく伝えていきます

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン ご担当者様コメント
国内事業部 緊急・防災チーム 赤坂 美幸様
地震や津波、集中豪雨、洪水など、突然の災害により子どもたちの生活は一変します。安心して安全に生活できる環境、心身の健康的な発達、遊び、学び、家族や友だちとの時間など、さまざまな子どもの権利が脅かされ、子どもも大人と同じように精神的苦痛を抱えます。しかし、多くの子どもは困難を乗り越える力を持っています。災害の影響を受けた子どもにとって「遊び」は、日常を取り戻し、健全な心身の発達とこころの安定、子どもの潜在能力の促進をサポートするために重要であり、長期的に見てもその意義は大きいと考えます。

バンダイプレスリリース
子どもにやさしい防災|セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン (savechildren.or.jp)

バンダイが企画製造した支援用のおもちゃは、被災地応援をしている団体や自治体などの備蓄品への提供を積極的に行ってまいります。
支援団体・自治体関係者からのお問い合わせ
株式会社バンダイ プロダクトマネジメント部 CSR窓口 csr-info@bandai.co.jp