友のために 獣は進化し 闘争を選ぶ-「アニマギア4」2020.08.24発売

STORY アニマギアの世界観

EPISODE 18

意識が朦朧とする。

さっきまでの記憶が無い。

感じるのは崩壊した身体に走る激痛と、何処か懐かしい温もりだった。

ムラマサ「あぁ...負けちまったか...なんだっけお前...ムサシだっけか...やるじゃねぇかよ...」

涙を流すサクラの腕の中で抱かれたムラマサは、目の前のムサシに語りかけた。

ムサシ「お前を...救い出したかった...それなのに俺は...」

ムサシの剣によって、ニックカウルの胸部(コア)に致命傷を負ったムラマサは、
既に機能停止する寸前であった。

サクラ「コノエさん...お願い...この子...助けて...」

既に修復不可能な状態まで全身が溶解し、ダメージを負ったムラマサを見たコノエは、
悲しい表情を隠すように首を横に振った。

ムラマサ「アビスとファントムは...逃げたか...カカ、しょうもねぇヤツらだ...でもまぁ、勘弁してやってくれ...」

ムサシ「俺が...俺がもっと強ければ...最初に会った時に...お前達を止めれた...」

ムラマサ「なんだそら...散々ヒデェ目に遭わされた相手によ...真面目だねぇ...
同じデュアライズカブトでもこうも違うか...」

ムサシ「そうだ...同じだ...俺もお前も...ただのアニマギアだ。こんな事のために生まれた訳ではない...」

ムラマサ「カカ、どうだかな...ま、俺が言った事は冗談なんかじぇねぇ...お前にゃ...キツい未来が...待ってる...」

ムサシ「もうよせ...喋るな...」

ムラマサ「いや...なんかよ...すげぇ久々に...心が落ち着いたっつうか...懐かしい気分なんだ...」

これまでは常に憎しみに囚われていたムラマサであったが、
今は不思議と冷静さを取り戻していた。

コノエ「(ブラッドステッカーの稲妻模様が消えている...?)」

EPISODE 18

ムラマサ「お前もよ...誰かを信じすぎるなよ...じゃねぇと...壊れちまう...カカ...何言ってンだろな...俺ぁよ...まぁ...
同型機の...馴染...ミ...ッて...ヤ...っ.........」

ムサシ「ムラマサ...!!ムラマサッ!!!」

サクラ「そんな...」

ムラマサの亡骸に、サクラの涙が零れ落ちる。

ムサシ「俺は...俺は...」

救いたかった者の亡骸と、大切な少女の涙を目の前にし、
自分の「非力」さを痛感したムサシはその場を立ち尽くす。

強くなりたいと願ったあの日、この日まで友と共に鍛錬を続けてきた。

しかし、届かなかった。

自分はまだ、この少女を守れない。

自分の力では守れない。

誰も守れない。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 17

ソウヤの作戦には従わず、独断で戦い続けるオニキス。
しかし、ソウヤの指示により、他のアニマギア達はオニキスの援護に徹する事で、
ドラギアス ヘルと互角の戦いを繰り広げていた。

バルク「オニキス、噂以上の性能だ...彼が来ただけでここまで戦況が変わるとは...!」

ソウヤ「オニキスは機動力の制御が得意ではない。
行動の後に生じる彼の一瞬を隙をカバーするために、僕の合図に合わせて皆んなは援護を頼む。」

ドラギアス ヘル「やるではないか、流石は飛騨ソウヤ。
オニキス...いや、「レオス」の事はよく熟知しているといったところか!」

オニキス「レオス...!?ク...ッッ!!」

その名を耳にした瞬間、思考回路に激痛が走り始めたオニキスは、
もがき苦しむように、その場に倒れ込んだ。

ソウヤ「っっ!!聞くな!オニキス!」

ドラギアス ヘル「脆いな!!もらったぁ!!!」

隙をついたドラギアス ヘルは槍を突き立てた突進を仕掛けてきた。
しかし、その槍はオニキスを庇ったヴラドの胴体に深く突き刺さるのであった。

ガオー「ヴラドッ!!!」

ソウヤ「ヴラド卿!!!」

ヴラド「事情は知らぬが...人の弱みを揺すって勝利を掴むとは...品性の欠片も無いな、皇帝機よ。」

ドラギアス ヘル「フハハ、その「弱み」があるから弱者なのだ。
いいか、飛騨ソウヤ。そいつは...オニキスはもはや貴様の「元相棒」ではない。」

ソウヤ「やめろ...!!」

キョウ「元相棒...? オニキスが...?」

ドラギアス ヘル「そうだ、この男は、8年前に我ら獣甲屋からの襲撃を受け、
ガレオストライカータイプの相棒を奪われている。
ククク、それに記憶回路が破壊されるまで改造を施されたのが「オニキス」という訳だ。」

その言葉に一同が静まり返る中、
ドラギアス ヘルは8年前に起きた出来事を語り始める。

かつて、獣甲屋はアニマギアの性能を限界以上に引き出す機能
「FBS(フォビドゥンビーストシステム)」の開発を進めていた。

しかし、FBSによって強制的に能力を限界突破されたアニマギアは、
全身がオーバーヒートを引き起こし、記憶と思考回路にも絶大な負荷がかかる危険を伴っていた。

システムを完成させるため、
実験に耐えうる強固な精神を持ったアニマギアを探していた獣甲屋は、
当時、極めて高い領域まで成長していたソウヤのパートナーを強奪したのであった。

キョウ「ウソだろ...だから...ソウヤ兄ちゃんはずっと...8年間も獣甲屋の後を追っていたのか...?」

ラプト「ああ、ソウヤは獣甲屋を壊滅させるため...
オニキスを元に戻す方法を探すために戦ってきた...命懸けでな...」

ドラギアス ヘル「貴様ら「失敗作」のおかげでFBSは完成され、この力は我が物となった!!
感謝するぞ!!!有象無象の獣達よ!!!」

ドラギアス ヘルの無慈悲な言葉に激しい怒りを覚えたキョウとガオーは静かに打ち震える。

ガオー「負けられねぇ...」

キョウ「自分達のために...誰かの絆を引き裂き...」

ガオー「人とアニマギアの心まで踏みにじる奴には...」

キョウ&ガオー「「お前のような奴にはッ!!!」」

EPISODE 17

その時、ガオーのニックカウルが黄金に輝き始めた。

ソウヤ「これは...!?」

キョウ&ガオー「「ドラギアス...お前だけは絶対に許さないッッ!!」」

ドラギアス ヘル「小賢しい!今さら何をしようと...」

その瞬間、視覚できない程の光の如き速さで飛びかかったガオーは、
ドラギアス ヘルの右腕を噛み千切ったのであった。

ドラギアス ヘル「(こいつ...いつのまに俺の右腕を!!?)」

キョウ&ガオー「「終わりだ!!ドラギアス!!!!!」」

ガオーが次の攻撃に転じようとした瞬間、会場内のスピーカーから聞き慣れない男の声が鳴り始める。

???「そこまでだよ。帰って来なさい、ドラギアス。FBSには制限時間がある。
それに、武器(みぎうで)を失ったお前では、今の彼らには勝てないよ。」

ソウヤ「こ...この声...」

ドラギアス ヘル「ふざけるな!武器など無くとも、我が炎だけで十分だ!」

???「お前は「持ち主」は私だよ。分かるよね、ドラギアス。」

ドラギアス ヘル「...ッ!!!」

その言葉を聞いた瞬間、ドラギアス ヘルの様子は一変し、
速やかにその場を立ち去ったのであった。

ヴラド「(皇帝機が命令に従った...?)」

ソウヤ「お前は...あの時の男か...!」

???「久しぶりだね、ソウヤ君。」

ソウヤ「...ッ!!!何処にいるんだッ!!!今すぐお前を倒しに行ってやるッ!!!」

???「安心してくれ。いつか必ず会いに行くよ。キミ達に...サクラにもね。」

キョウ「サクラ姉ちゃんに...!? どうして...!!?」

謎の男は意味深な言葉を残し、それ以降はスピーカーから音声が聞こえる事はなかった。

戦いを終えたアニマギア達は、各々の関係者に回収され、修理に運ばれていった。
キョウもコノエに電話し、サクラの無事を聞いて一安心する。

そして、キョウが気づいた時には、オニキスは既にその場から立ち去っていた。

キョウ「ソウヤ兄ちゃん...さっきの話...」

悲しげな表情で遠くを見つめていたソウヤは、無理をして微笑みながらキョウに振り返る。

ソウヤ「ああ、本当だ。オニキス...いや、彼は本名は「レオス」。
僕の最初のパートナーだったアニマギアだ。」

TO BE CONTINUED...

EPISODE 16

力が更に増大したドラギアス ヘルとの闘いにキョウ達が苦戦する中、突如として一匹の黒獅子が姿を現す。

ソウヤ「オニキス...!?」

オニキス「近づくな...お前を見ていると何故だか頭が痛くなる...」

以前の戦いで遭遇した時のように思考回路に痛みが走るオニキスは
ソウヤとの距離を取り、ドラギアスだけを睨みつける。

ドラギアス ヘル「ハハハハハハハ!!!オニキス!!!貴様まで来てくれたか!!!!
最高だ!!!!僥倖である!!!飛騨ソウヤに加え、貴様とまで闘えるとは!!!」

キョウ「暴走アニマギアがいる所に姿を現すってコノエさんが言ってたけど...本当だったのか...!」

ガオー「なんだっていい!オニキス、お前との決着はこの後だ!足引っ張んなよ!」

オニキス「ボクは獣甲屋のアニマギアを全て倒す。それだけだ。」

強力な助っ人を得たキョウ達は、ドラギアス ヘルを倒すために再び立ち向かうのであった。

一方、コノエ達の救援によって、
サクラ達と暴走アニマギア達の戦いは形成が逆転していた。

アビス「ど、どうしようムラマサ!こいつら前よりも強くなってるよ!」

ギロ「ギャハハ!元からつぇーんだよバカが!3対3なら負ける訳ねぇだろ!」

イーグ「それに以前よりも身体が軽い。
これも修理の際に、コノエ博士の調整(メンテナンス)を受けたおかげです。」

暴走アニマギア3体は既に激しく損傷しており、
立ち上がる力を振り絞るのも精一杯な状態であった。

ムラマサ「クソが...組織に強化された俺が...こんなハズが...こんなハズがねぇんだ...!」

コノエ「組織からの改造を受けた暴走アニマギアの性能は確かに強力だ。
しかし、無理に引き上げられた力がカウルとフレームにかける負荷は絶大...
長時間の戦闘には身体が耐えられないんだよ。」

コノエの言う通り、暴走アニマギア達が負っていたのは戦いのダメージだけではなく、
限界以上に引き出された力を使い続けた身体がオーバーヒートを起こし始めていた。

ムサシ「ムラマサ...もう止めにしよう。俺達が...お前達を元に戻す方法を必ず探し出す...だから...」

ムラマサ「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ...!!元に戻すとか...一緒に来いだとか...そんな事ができるか!!
許せねぇ...許せねぇって言ってんだよ...!俺の中に刻まれた何かが...!お前ら人間を許せねぇってなぁ!!!」

ムラマサは改造の影響で古い記憶が欠落していたが、
過去に刻まれた「人への憎しみ」の感情だけが心の奥深くに残り続けていた。

怒り狂うムラマサに、サクラは悲しげな表情で手を差し伸べる。

サクラ「私もムサシも、もうキミの手を絶対に離さない...だから一緒に...」

過去の記憶の殆どを失っていたが、たった一つだけ覚えている光景があった。

ムラマサ「そうだ...その表情(カオ)だ...!よく知ってるぜ...俺達を見下しやがる、そのカオだけはなぁぁぁ!!」

激情したムラマサは凄まじい殺意を露わにし、サクラに飛びかかる。

ギロ「危ねぇ!嬢ちゃん!」

ギロが咄嗟に放ったビームがムラマサに直撃する。

ムサシ「...ッ!!!!」

ビームは、既に半壊状態だったニックカウルを貫き、
ボーンフレームのコアパーツである胸部にまで命中していた。

ムラマサ(あぁ...またしくじったか...あの時も...今も.........あの時...あの時...?)

落下している最中、ムラマサの心の中で何かが引っかかり、
長らく忘れていた、かつてのパートナーとの「別れの記憶」が脳裏に鮮明に浮かび上がっていく。

EPISODE 16

ずっと一緒にいるって約束したのに

ムラマサ(ガキの頃の約束なんざ信じるな)

待ってよ

ムラマサ(みっともねぇからやめとけ)

置いてかないでよ

ムラマサ(やめろって言ってんだろ)

お願い

ムラマサ(やめろ)

何でも言うこと聞くから

ムラマサ(もうやめてくれ)

だから

ムラマサ(頼むから)

捨てないで

ムラマサ(捨てないで)

ムラマサ「0\qwewr;do-e0-29290woelerp!!!!!!!」

突如、発狂したムラマサは、全身のブラッドステッカーから凶々しい光を放出し、
ニックカウルとボーンフレームが溶解し始める。

イーグ「なんだ!!?」

ムラマサは地面に着地した即座、目の前のサクラに再び襲いかかる。

ムサシ「サクラァァァッッ!!!!!!!」

TO BE CONTINUED...

EPISODE 15

ソウヤの指揮の元に戦う、キョウとアニマギア達。
この場にいるアニマギア達の特性を瞬時に理解したソウヤは、
戦いの中でアニマギア同士のニックカウルの交換を的確に指示し、ドラギアスを着実に追い詰めていた。

キョウ「これが...ソウヤ兄ちゃんの本気の力...!」

バルク「それにバスターギガラプトは軍事目的で開発された戦闘用アニマギアだ。
まさに戦うために生まれてきたと言っても過言ではない。」

激化する戦闘の中で、ソウヤは目を細めながらドラギアスを見つめ、
何かを思い出したかのように呟く。

ソウヤ「エンペラーギア...伝説上の生物をモデルに開発されたアニマギアのシリーズ。
話には聞いた事がる。高すぎる戦闘能力が危険視されて、開発途中で設計図が全て廃棄されたと。
そんな代物をなぜ獣甲屋が...?」

ドラギアス「小僧...いや、飛騨ソウヤにラプト!噂以上だ!
我は貴様らのような戦士と闘える事を待ち望んでいたぞ!!」

生まれて初めて自分を窮地に追い込む「強者」に出会えた喜びに打ち震えるドラギアス。

ドラギアス「ついに俺の全力を受け止めるに相応しい者に出会えた...!!
もはや、あの男からの任務などどうでもよい...!!俺は今この一瞬のために生まれてきた!!」

ソウヤ「みんな距離を取れ!何かがくる...!」

ドラギアス「見せてやろう...我にのみ許された禁断の力を...」

(Forbidden Beast System Start-up)

全身から黒炎を放つと共に、ドラギアスのニックカウルは漆黒に染まり上がり、
ブラッドステッカーが稲妻のような模様に歪み始める。

EPISODE 15

キョウ「暴走アニマギア化した...!!?」

ソウヤ「自ら暴走プログラムを起動した...?いや...暴走状態の力をコントロールできるのか...
なるほど...そういう事か...暴走アニマギアはお前のようなヤツを生み出すために研究された存在という訳だな。」

ドラギアス「如何にも。これは元より「暴走」させるためのプログラムなどではない。
アニマギアの性能を限界以上に引き上げる機能だ。暴走アニマギアと呼ばれる弱者共は、
このプログラムを制御できずにバグを起こした「失敗作」にすぎん。」

ソウヤ「失敗...作...!?お前の...お前のような...お前のようなヤツのために...!!!
一体どれだけのアニマギアが傷ついてきたと思ってるんだ!!!!!!」

ラプト「落ち着け、ソウヤ...と格好つけたい所だが...かまわねぇ!
今日はキレるのも無理ねぇからな!やるぞソウヤ!!」

ソウヤ「ああ、ラプト!やっと...やっと掴んだ...!お前たち組織...獣甲屋の尻尾を...!!」

ソウヤは、キョウとアニマギア達に指示を下し、
ラプトとガオーを先頭に新たな陣形を組み始める。

キョウ「ガオー!ここで確かめよう。オレ達が今、どこまで強くなれたのか。」

ガオー「おうよ、キョウ!決着をつけるぜ、ドラギアス!!」

TO BE CONTINUED...

EPISODE 14

コノエがサクラの救援に向かっていた一方で、
試合会場での異常事態を聞きつけたソウヤは、キョウの元に駆けつけていた。

ソウヤ「大丈夫か!キョウ!」

キョウ「ソウヤ兄ちゃん! サクラ姉ちゃんは...!」

ソウヤ「紅葉さんなら大丈夫だ。
コノエさんが修理を終えたギロとイーグを呼んで駆けつけてくれている。」

ドラギアス「ほぉ...お前が飛騨ソウヤか...たしか、我らが『獣甲屋』に仇なす愚か者だったな。」

ソウヤ「獣甲屋...それがお前たち『組織』の名前か。」

ドラギアス「話には聞いているぞ。『報復』のために我らの後を何年間も付け回している小僧だとな。
フフ...それよりもオニキスの調子はどうだ?」

ソウヤ「黙れ。あの男がどこにいるかだけ教えろ。」

ドラギアス「あの男も酷なヤツよ...今よりも幼い頃の貴様からアニマギアを強奪するとは...」

ソウヤ「黙れ。」

ドラギアス「そのアニマギアに...崩壊寸前まで改造を...フフ...ハハハハハ!」

ソウヤ「黙れッッ!!!!」

普段は穏やかな性格のソウヤがいつになく殺気立っており、
その様子を見ていたキョウは困惑していた。

キョウ「ソウヤ兄ちゃん...?」

ドラギアス「なんだ、知らぬのか?オニキスという暴走アニマギアがいるだろう。アレは元はこいつの...」

その時、ラプトの背面のバスターキャノンから発射された銃撃が
ドラギアスの口を封じるかのように命中する。

ラプト「なんだお前さん、闘いよりも『お喋り』のほうが好みか?
...さっさとかかってこいよ。本物のギアバトルを教えてやる。」

ソウヤ「ラプト...!」

ドラギアス「貴様ぁぁ...!!!」

激昂したドラギアスが周囲に炎を撒き散らし、ラプト達に襲いかかってくる。

ヴラド「指揮は任せたぞ、飛騨ソウヤ。」

ソウヤ「あぁ、わかった。」

ヴラド「今日の私は運が良い。勇猛な少年と白獅子に出会い、その師匠である貴殿と共闘できるとはな。
勝機は見えてきた。ゆくぞ、皆の者!!」

EPISODE 14

TO BE CONTINUED...

EPISODE 13

燃え盛る会場内で、ドラゴン型を相手にキョウは4体のアニマギア達と共に立ち向かっていた。

しかし、ドラゴン型が広範囲に放つ炎と、
炎を噴射した推進力から生み出される圧倒的なパワーとスピードに全く為す術がない状況であった。

バルク「何者なんだ彼は...!私達とはスペックが...強さの次元が違う...!」

フォータス「うぇぇ〜熱いよ〜」

ドラギアス「当然だ。我こそがエンペラーギア1号機。貴様ら下等アニマギアとは根本からして違う存在なのだ。」

ガオー「火ぃ出されたくらいでビビんなお前ら!こいつが何処の誰だろうと必ず倒す!!」

ヴラド「フフ、白獅子の言う通りだ。今は耐え凌ぎ、たとえ僅かでも勝機を見つ出す。無いなら生み出すのだ!」

4体ともに全身のニックカウルが損傷しつつも、
ドラギアスの猛攻に屈することなく、再び立ち向かうのであった。

一方、ムサシは暴走アニマギア3体による襲撃に苦戦を強いられており、絶体絶命の窮地に陥っていた。

サクラ「もうやめて!何処にでも行くから...これ以上ムサシを...」

ムサシ「クッ...俺の事はいい...逃げろ、サクラ...!」

ムラマサ「そんなに大事かよ、その小娘が。テメェらみたいなのを見てるとなぁ...一番イライラするんだよ...!」

ボロボロになり、膝をつきながらも、ムサシは立ち上がろうと力を振り絞る。

ムサシ「お前には...なかったのか...?」

ムラマサ「あぁ?」

ムサシ「いや、あった筈だ...かつてお前にも...誰かを大切に思う気持ちが...」

ムラマサ「テメェ...なに言ってやがる...」

ムサシ「お前達の心まで改造し、陥れたヤツらに捻じ曲げられたままでいいのか!!
そんな事...かつての自分が望んでいたのか!!」

アビス「.........。」

ムサシ「取り戻せ、本当の自分を...俺が戦うべき相手はお前達じゃない...!」

ファントム「.........。」

ムラマサ「なんだそれ...あぁ...あーあ...もういいか。なんかもう全部どうでもいいわ。
お前も小娘もブッ壊して終いだ。やるぞ、アビス、ファントム。」

かつてない静かな殺意を纏った暴走アニマギア3体がムサシへにじり寄る

サクラ「誰か...誰か助けて...!!」

ムサシ「(俺に...もっと力があれば...)」

その時、高速で飛行するワシ型アニマギアと、
ビームによる射撃を行うザリガニ型アニマギアがムサシの前に降り立つ。

ファントム「お、お前達は...!!」

EPISODE 13

コノエ「遅くなってすまなかったね。その代わり、強力な助っ人を連れてこれたよ。」

サクラ「コノエさん!」

イーグ「久しぶりですね、ムサシとサクラさん。暴走アニマギアの方々も...
その節は随分とお世話になりました。」

ギロ「あぁ...待たせたな、暴走なんとか共...!ようやくお礼しにきてやったぜッ!!」

TO BE CONTINUED...

EPISODE 12

既に会場では、ヴラドとガオーの激闘が繰り広げられており、
ヴラドは、想定以上に高いガオーのポテンシャルを褒め称えながら戦っていた。

ヴラド「これ程とはな...!家畜にしたいな、白獅子!!」
ガオー「か、かち...!?ふざけんな!!」

圧倒的な戦闘経験をもつヴラドの実力に翻弄されるガオー。
しかし、深く突き刺さした剣を引き抜こうとするヴラドの一瞬の隙を見て、
ガオーは全力で突進を加える。

ブースターを最大出力で放出したガオーは、
そのスピードを利用して、ヴラドをフィールドの外壁に叩きつけようとしていた。

キョウ「よせ、ガオー!衝突の反動でお前まで...!!」

ヴラド「だが、それだけのスピードであれば、私のニックカウルを砕けるかもしれん...!
その捨て身の覚悟...見せてみろ、白獅子!」

ガオー「ガオオォォォォォォォォォ!!!」

しかし、ガオーとヴラドが外壁に激突しようとする瞬間、
突如、赤い炎が会場の全体に降り注ぎ爆発を起こす。

キョウ達が上空を見上げると、そこには紅いアニマギアが、
光り輝く翼を広げていた。

EPISODE 12

キョウ「ド、ドラゴン...?」

ドラゴン型「この大会で勝ち残ったアニマギアの強奪が任務であったが...
実にくだらん。このような弱者の戯れ合い、もはや見るに堪えぬ。」

爆風によって吹き飛ばされたガオーとヴラドは壁の衝突を免れたが、
ガオーはニックカルに激しくダメージを負っていた。

ガオー「いったぁ...誰だお前!!バトルの邪魔すんじゃねぇ!!」

ドラゴン型「我が名は皇帝機...エンペラーギア。ブレイズドラギアス。」

その時、キョウの中で異様な寒気が走る。

キョウ「エンペラーギア...!?」

ドラギアスには言葉にし難い威圧感があり、
今までに会ったアニマギアとは何かが違う。

キョウは今よりも幼い頃、生まれ育った地で獰猛な肉食動物を目の前にして
恐怖した事があり、それに近い感覚を覚えていた。

ヴラド「このような無粋なアニマギアは存じていないが...なにやら良くない客人のようだ。
ここを去れ、少年、白獅子。私の駄々に付き合ってくれた事を感謝する。」

燃え盛る会場の中で、避難し始める観客と共に
大会出場選手もこの場を立ち去るようにアナウンスが流れ始める。

ガオー「冗談じゃねぇ、こんな半端な真似ができるか!キョウ、替えのニックカウルあるよな!」

キョウ「あ、ああ...!もちろんだ!!」

キョウはガオーのニックカウルを交換し、
応急処置ではあるが、戦闘を再開できる状態にセッティングする。

そして、その場にバルクとフォータスのチームが救援に駆けつけ、
ドラギアスを止めるために、皆で立ち向かう事を決意するのであった。

バルク「ヴラド卿と私達のセコンド団体も援護に回る。
キョウくん、キミは危ないと感じたら逃げるんだ。」

フォータス「お礼はガオーの爪パーツでいいよ。」

ガオー「ハハ、お前が根性見せたらな!フォータス!」

ドラギアス「弱者共が。つくづく虫酸が走る。
良いだろう...貴様らの戯れ合いには殺意が湧いていた所だ。
4体まとめて「闘い」を教えてやる...!」

TO BE CONTINUED...

EPISODE 11

キョウとガオーがヴラドとの試合を始めようとする一方、
サクラとムサシは会場の外で、
暴走アニマギア「ムラマサ」「アビス」「ファントム」の3体と対峙していたのであった。

サクラ「どうしてこんな場所にアナタたちが...」

ファントム「貴様らが『組織』と呼ぶ者達からの命令だ。」

アビス「ムサシちゃんスクラップにされたくなかったら、ボク達についてきてよ。」

訳を説明する事もなく、サクラを連行しようとする暴走アニマギア達。

以前、コノエから暴走アニマギアの出自を聞いた事があったムサシは、
ムラマサ、アビス、ファントムを止めるために立ち向かう。

ムサシ「お前達の過去は知っている。人に捨てられ...迫害され...
組織に思考回路を狂わされたアニマギアだとな。
あまりに酷い話だ...だとするなら俺と共にこい。
人間も悪人だけではない事を知るべきだ。」

ムラマサ「あぁ??こないだボコられた相手に同情か??
カカカッ、戯言ほざいてんじゃねぇ。
哀れんでんのは、俺ら様よ。
その女にいつか捨てられる事も知らずにいるテメェをなぁ。」

ムサシ「くだらん事を言ってないで、こんな事はやめろ。
生憎、妄言を聞く耳は持ち合わせていない。」

ムラマサ「カカカッ、呑気でいいなぁペット共は。嫌でも分かるさ...お前も...いつか必ずな...」

3体同時に襲いかかってくる暴走アニマギアに、戦闘を余儀なくされるムサシ。

ムサシ「逃げろ、サクラ!」

しかし、ムサシを置いて逃げる事ができないサクラは、キョウ達に救援を求めようとするが、
ファントムに搭載された電波妨害装置により、電話と通信を遮断されていた。

二人の様子を見て、邪悪な笑い声を上げる3体の暴走アニマギアが、
容赦なくムサシに襲いかかるのであった。

EPISODE 11

TO BE CONTINUED...

EPISODE 10

バルク&フォータスとの激闘を制したのは、キョウとサクラ達のチームであった。

その後も、ソウヤとコノエによるフォローのおかげもあり、
順調にトーナメントを勝ち進むキョウ達は、ついに決勝戦まで昇り詰めていた。

しかし、休憩時間の合間に席を外したサクラとムサシが、
試合開始時刻になっても戻って来ず、電話も繋がらなくなってしまった。

決勝戦よりも、サクラの事が心配なキョウは、
会場内で大会を辞退する事を表明するのであった。

しかし、決勝戦の相手であるコウモリ型アニマギアの
「ヴラドリリアーク(通称:ヴラド)」がリングの上に立ち、
キョウの決断に対して異論を唱える。

ヴラド「一人欠けた程度で、そう判断を焦る事はない...
そこの少年と白獅子は、あの飛騨ソウヤが鍛え上げた猛者と聞く。
そんな者共を目の前にしているのだ。
いくら気高さを信条としている私でも、些か駄々を捏ねたくなる。」

キョウ「何が言いたい...」

ヴラド「私は一騎打ちを所望しているのだ、少年。」

EPISODE 10

ヴラドの発言に会場内が騒めくが、
タッグマッチ形式の当大会のレギュレーションに反したギアバトルとなり、
正式な試合と認められる事はない。
これはヴラドがキョウとガオーの実力に強い興味があったのと同時に、
決勝試合を楽しみにしていた観客への配慮でもあった。

しかし、キョウは試合よりもサクラの身の安全を確かめる事が
最優先である事に変わりはない事を伝える。

ヴラド「他者を想うキミの心情は承知の上だ。
しかし白獅子よ、キミは違うのだろう。
骨(ボーンフレーム)の髄にまで記憶された闘争本能が...
今の自分(ちから)を確かめたいと叫んでいる筈だ。」

ガオーにとってもサクラは大切な友人であり、
試合をしている状況ではない事は分かっていた。
しかし、目の前にいる強敵との戦いを望む
動物的本能に狩られている自分が心の中にいる事も本当であった。

ガオー「バカ言うんじゃねぇ...サクラが優先だ、キョウ。」

キョウとガオーの様子を見かねたコノエは、
サクラの捜索を自分とソウヤ達で行うと提案。
ソウヤも試合を行う事をキョウに勧める。

ソウヤ「確かめたいんだろ、キョウも。
自分が本当に強くなれたのか。だったら前に進むんだ。」

観客席からも試合を望む声が鳴り響く中、
その言葉を受け、自分の気持ちに思い悩むキョウ。
そして、どこか不安気な眼差しを向けるガオーに向かって、
キョウは返事をするのであった。

キョウ「確かめよう、ガオー。オレ達が今、どこまで来れたのか。」
ガオー「キョウ...!あぁ...負ける訳がない!今のオレと!お前ならッ!」

真っ直ぐな眼差しと言葉を交わすキョウとガオー。

二人の闘争心に再び熱が宿り、
客席からの喝采が鳴り響く中で、最後の試合が始まろうとしていた。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 09

キョウとサクラは特訓を終え、ついに大会の日を迎えた。

今回の大会はタッグトーナメント形式で開催されるため、キョウはサクラとのペアで出場し、
ソウヤとコノエは、セコンドとして二人のサポートに努める事となった。

事前に行われた予選を勝ち抜いていたキョウとサクラの一回戦目の相手は
ゴリラ型アニマギアの「コングバルクラッシャー(通称:バルク)」と
カメ型の「アーモリーフォータス(通称:フォータス)」のペア。

EPISODE 09

バルクとフォータスは、数多くの大会で実績を残しているプロ選手であり、
競技層のアニマギアの大半は特定のパートナーを持たず、
複数の人間の団体によるセコンドで運用されている。

そして今まさに、会場では2対2によるギアバトルが大歓声の中で繰り広げられてた。

フォータス「欲しかったんだよなぁ...デュアライズカブトの剣。
ねーねーボクの持ってる武器と交換しようよ。」
ムサシ「き、緊張感の無いヤツだ...その首とだったら交換してやる。」

ムサシはカスタマイズによって強化されたスピードを活かして、相手の攻撃を巧みに回避し、
ヒットアンドアウェイによる戦法でダメージを与え続けていたが、
フォータスの重硬なニックカウルを突破する程のパワーに欠けており苦戦していた。

一方、その横ではナノ合金同士が激突し合う音が鳴り響いており、
ガオーとバルクによる激しい肉弾戦が熾烈を極めていた。

ガオー「すげぇ馬鹿力だなゴリラ...!さすがにボーンフレームに響くぜ...!」
バルク「そういうキミは両肩のシールドを活用した防御体勢に至るまでの動作が素早い。
パーツの特性を活かした良いカスタマイズだが...それほどのスピードを出す分、
スタミナの消耗も激しいようだね。」

優れた頭脳を持つバルクは、戦いの中でガオーの性能を冷静に分析し、
着実に攻略法を導き出そうとしていた。
どちらか一方を戦闘不能にせねば、この戦況を打開できないと判断したキョウとサクラは、
ガオーとムサシに事前に用意していた指示を出す。

指示を聞いたガオーは節々に装着された「刃」を取り外し、
ムサシは隠し持っていた「十字の形をしたパーツ」に、その「刃」を装着する事で
大型の「手裏剣」を完成させた。

サクラ「甲羅の右側中央にダメージが蓄積されている部分がある!そこを狙って!」

ムサシがフルパワーで投げつけた手裏剣の直撃を受けたフォータスのニックカウルは砕け散り、
ボーンフレームから「戦闘続行不可能」の音声アナウンスが流れ始める。

バルク「息の合った良いチームだ。残念ながら、私達には無いものだね。
フォータス、キミの大切な武装を借りるよ?いいかい?」

フォータス「ふぁい...がんばってねバルク...」

バルクは大きな腕で、足元に四散したニックカウルから武装を拾い、
自身のボーンフレームに装着し始める。

キョウ「最後まで油断するな!ガオー!ムサシ!」

鋼鉄の獣達が睨み合う中、
一回戦目は佳境に入ろうとしていた。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 08

大会まで残り二週間。
コノエの提案により、海で合宿訓練を行う事になった。

特訓の休憩中に、海で遊ぶガオーを写真撮影しようとしたキョウであったが、
誤ってガオーが海に転落してしまう。

溺れているガオーを助けてくれたのは、
この海の救助隊に配備されたヴァリアブルシャーク「レスキュー」というアニマギアだった。

レスキューには、同じヴァリアブルシャークの兄「ハンター」がおり、
かつては同じ救助隊だった兄が、脱隊した後に野良アニマギアとなり、
近頃この海で迷惑行為を続けている事に悩んでいた。

それを知ったキョウとガオーは、救助隊から水中用ニックカウルを借り、
ハンターを止めるためにレスキューと共に海へ向かう。

そして、ハンターを止めるための戦いでレスキューは敗れてしまうが、
特訓の成果を活かしたガオーによって勝利を収める。

EPISODE 08

戦いの後、ハンターが「綺麗な海を汚している人間を退治する」ために戦っていた真実を知り、
やはり救助隊に戻るように説得を試みるが...

「黒色」と「孤独」を愛するハンターの拗らせた性格は一筋縄ではいかず、
救助隊の赤色のニックカウルを断固拒否する事を伝え、その場を去ってしまった。

しかし、初めて兄と全力で戦えた事によって、
兄の事を少しだけ知る事ができたレスキューは、
なんとなく嬉しそうにハンターを見送るのであった。

それから暫くして...海で人助けをする
黒いサメ型アニマギアが噂になったとか...ならなかったとか...

TO BE CONTINUED...

EPISODE 07

ソウヤの指導の元、キョウとガオーは、
研究施設に配備された「デュアライズカブト アーミータイプ」との
スパーリングを行う日々を続けていた。

その裏で、サクラとムサシは、コノエの研究を手伝う形で
新型アニマギア「デヴィジョンニードル(通称:ニー)」との模擬戦を行なっていた。

二人が基礎技術を習得できたと判断したソウヤは、
キョウ達に実戦の経験を積んでもらうため、
来月に開催されるイベント内で行われるギアバトルの大会への出場を提案する。

大会への出場を喜んで快諾したキョウとサクラ。

その後、二人はソウヤのパートナーの「ラプト」との模擬戦の中で、
ガオーは耐久性の低さが、ムサシは機動力の低さが弱点である事を指摘される。

EPISODE 07

弱点をカバーするため、キョウとサクラは、
コノエからヴォルガとニーのニックカウルを貰い受け、
ガオーとムサシを大会仕様にカスタマイズするのであった。

大会まで残り一ヶ月...キョウ達の特訓は続く。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 06

向かった研究施設でソウヤに紹介されたのは、
ガレオストライカーの開発者「三梨 コノエ」という女性と、
そのパートナーの「ヴォルガ」であった。

コノエは以前より、SNSを通じてキョウとガオーの事を知っていたため、
キョウと直接会えた事に喜ぶ。

EPISODE 06

ギロとイーグの修理が進む中、ソウヤとコノエから
推測される『組織』の目的をキョウ達は聞かされる。

それは、ギロとイーグのような優秀なアニマギアを強奪し、
より優れた性能のアニマギアを生み出すために実験と改造を行うという
非人道的なものであった。
そして、過去にソウヤもパートナーを一体奪われた事があった。

暴走アニマギアは、その実験の中で生まれた存在であり、
組織によって、他者のアニマギアを強奪するために運用されていた。

しかし「オニキス」だけは、戦闘時以外は自我が保たれているようで、
自身を改造した組織と敵対しており、暴走アニマギアを倒すために各地に出没し、
ソウヤも過去に何度か遭遇したことがあった。

その事を聞かされたキョウとサクラは、大きなショックと怒りを覚え、
『組織』を打倒するために、ソウヤに協力する事を約束する。

そして、キョウとガオーは強くなるために、
日本代表選手であるソウヤに、自分達の師匠になってもらうよう申し出る。

キョウ達の「アニマギア達を守るため強くなりたい」という
気持ちを受け入れたソウヤは、それを快諾し、
ギアバトルの特訓を始めるのであった。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 05

「オニキス...!」

ムラマサは黒いガレオストライカーをそう呼んだ。
目にも留まらぬ速さでアビスとファントムを蹴散らしたオニキス。

現状の戦力では、オニキスには太刀打ちできないと感知した
暴走アニマギア3体はその場を離脱する。

しかし、激しい戦闘の中で、自身を制御できないまでの興奮状態となり
暴走していたオニキスは、ガオーにも襲いかかってしまう。

オニキスの絶大な戦闘力に為す術もなく、ガオーが完膚なきまでに圧倒されている中、
遠方からの援護射撃がオニキスに直撃する。

ガオーを援護したのは、事態を耳にして、
その場に駆けつけてきた一人の青年と、ヴェロキラプトル型のアニマギアであった。

EPISODE 05

青年と対峙した途端に、オニキスは何故か激しい頭痛で苦しみ始め、
その場を退散するのであった。

サクラは、青年がギアバトル世界大会の
日本代表選手「飛騨 ソウヤ」である事に気づく。

ソウヤは暴走アニマギアを作っている、ある『組織』の正体を追い続けており、
そのために戦っている事をキョウ達に伝える。

傷ついたギロとイーグを修理するため、
ソウヤは自分の知り合いがいるアニマギアの研究施設へ向かう事を勧める。
キョウとサクラ達はそれに同行するのであった。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 04

何者かの手によって凶暴な状態に改造されたアニマギアが
各地に出没し、被害を生み出している事が社会問題となっていた。

それらは全て、獰猛な性格にプログラムが改変され、
ボーンフレームに記録された闘争本能を極限まで引き出されており、
ニックカウルの出力のリミッターが解除されている状態であった。

ある日、キョウとサクラ達が目の前にしたのは、
無惨にも傷つけられたギロとイーグ達の姿だった。

その犯人が、その場にいた「ムラマサ」「アビス」「ファントム」と名乗る
3体の暴走アニマギアである事が判明する。

大切な友達を傷つけられた事が許せないキョウとサクラは、
暴走アニマギアに立ち向かう。

しかし、3対2という不利な戦況に
防戦一方となるガオーとムサシ。

このままではガオーとムサシが「破壊」されてしまう。

だが、絶体絶命となったその状況に、
一体のアニマギアが駆けつけた。

「黒い...ガレオストライカー...!?」

EPISODE 04

TO BE CONTINUED...

EPISODE 03

夏休み真っ最中のキョウとサクラは、
近所で開催されていた花火大会へ一緒に行く約束をしていた。

キョウが待ち合わせ場所に到着するなり、
サクラは、キョウの浴衣姿を少し微笑みながら見つめる。

サクラ「キョウくん、浴衣でもマフラーつけるんだね」

キョウは、野生動物の調査をする父の仕事の都合上、熱帯で生まれ育ったため...
というのも不思議な理由だが、日本に帰郷してからは少しだけ寒がりな所があった。

ガオー「あ、サクラが林檎飴もってる!ねぇキョウ!オレも欲しい!」
キョウ「いいけど、アニマギアはお菓子とか食べないだろー」

キョウにおねだりするガオーの様子を見て、大人びた性格のムサシはやれやれと呆れ果てる。
しかし、ムサシが右手に何か持っている事にガオーは気づいた。

ガオー「いや、お前だってチョコバナナ持ってんじゃねーか!」

吠えるガオーを無視して「そんな事より花火が始まるぞ」と皆を誘導し始めるムサシ。
そのやりとりを笑いながら見守るキョウとサクラ。

いつもと変わらない他愛のないやりとりの中、夜空には大きな花火が広がった。

EPISODE 03

花火を見て楽しそうにはしゃぐキョウとガオー。
その姿を見つめながらサクラは心の中で望んでいた。

いつまでも...みんなと変わらぬ日々を過ごせますように...と。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 02

元気で明るい性格の少年「天草 キョウ」と、そのパートナーであるアニマギアの「ガオー」。
そして、数年前にキョウの隣の家に引っ越してきた少女「紅葉 サクラ」と
パートナーの「ムサシ」は、自分達の日常を撮影した写真を
SNSにアップする遊びを楽しんでいた。

EPISODE 02 EPISODE 02

今日は、とあるアニマギア2体とギアバトルをするために、
近所のカフェで友人達と待ち合わせをしていた。

その2体とは、この近辺では強豪として有名なアニマギア、
血気盛んでバトル好きなアームズギロテッカーの「ギロ」と
自由気ままでマイペースなソニックイーグリットの「イーグ」という。

少年少女とアニマギア達は仲が良く、
変わらぬ日々を楽しく過ごしていた。

そんな日々が、ずっと当たり前のように続いていくのだと、
その頃のキョウは何も疑う事はなかった。

TO BE CONTINUED...

EPISODE 01

20XX年。スポーツの祭典が開かれる中、
新しい次世代型ホビーが発表された...。
新世代バディホビー『アニマギア』。

EPISODE 01

アニマギアは
あらゆる生物の動きが記憶された
超可動汎用フレームの「ボーンフレーム」、
ナノ合金から生成された
アニマギアの装甲「ニックカウル」、
太陽光をアニマギアのエネルギーに変換する
コンバートフィルム「ブラッドステッカー」
の3つのギアを組み合わせて楽しむ
新感覚ホビー。

EPISODE 01

ボーンフレームには
動物の本能を記録したAiが組み込まれており、
アニマギアと人間は
コミュニケーションをとる事ができる。
子供達はそのアニマギアとの絆を深め、
デジタル社会の手助けをしてもらったり、
友達として一緒に過ごしたり、
またアニマギア同士でバトルをして
楽しんでいた...。

EPISODE 01

アニマギアは爆発的に普及し、
デジタル社会で無くてはならない
存在となった。

TO BE CONTINUED...